怪奇
昨晩やっと読み終わった。良かったのはビアス『ハルピンフレーザーの死』これは読み終わって何が起こったか理解できずに再読した。けどやっぱり出来事の全体が判然としなくて混乱した中に怪異の邪悪さだけ読後に際立って残る感じ。もしかしてわからないの私…
タイトルと章立てが日数で区切られているのに惹かれて購入。事故物件などの怖い場所の話が好きなのが一番かも。 ストーリーはこんな感じです。 リサーチ業を営んでいる穂柄は不動産会社で勤務している古い友人の清水からとあるマンションの一室の調査を依頼…
明治~大正初期に流行した怪談会。現代の怪談ライブに通じる隆盛を稀代の"おばけずき"文豪としての泉鏡花を中心に紹介。 自分では読むことがなかっただろう当時の怪談会のルポ、そこで語られた怪談の数々。 恐いゾッとるような話も中にはあるが全体の印象と…
文豪の怪談をジュニア向けに編纂したシリーズの一冊。編者は「平成怪奇小説傑作選」の東雅夫さんです。これがシリーズ1冊目というわけではなくて気になった巻から読んでいます。 これは対象年齢どのくらいなんだろう?10代前半には結構ハードなチョイスな気…
ついにたどり着いた3冊目。怪奇小説で平成を振り返る短編集「平成怪奇小説傑作選」を読んでいきます。15編収録。 平成31年含む令和元年中には書き終われなかった…! 平成怪奇小説傑作集3。コメダで読んでたんだけど木内昇さんの「蛼橋」でふいに泣いてしまっ…
だいぶ間が空きましたが、引き続き怪奇小説で平成を振り返る短編集「平成怪奇小説傑作集」。全三冊のうちの2冊目を読んでいきます。 18編収録。 それぞれの感想を以下に。とても長いよ。
怪奇小説で平成を振り返る短編集。全三冊のうちの1冊目。 読み終わった時点でこんな感じのツイートをした。 平成怪奇小説傑作集、1冊目読み終わったのでこれから第2集に入ります1の中では加門七海「すみだ川」がとても良かった。て言うかでも全部面白いしこ…
実際に山に暮らしている人々から著者が話を聞いて書かれている。人が亡くなったりした事件以外は話者は基本的に実名である。 いわゆる「怪談」ではないので明確な因果やオチ、輪郭のはっきりとした恐怖があるわけではない。 こういうことがあった。 基本はそ…
今年一月に読んでその時つけたメモから。